沖縄離島の粟国島旅行| 沖縄ツーリストは格安ツアー・プランをご案内します!

火山で生まれた島にある天の恵みを活かす知恵。

島がどうやって生まれたか、という来歴は、
その島の性格に大きく影響を与えている。
沖縄では珊瑚が隆起して生まれた島がほとんどだが、
粟国島は、火山によって形作られた島。
周囲12kmの小さな島の西側、ヤヒジャ海岸へ行くと、
その地層の多様さが見て取れる。
例えば、赤い大地と黒い岩が重なり合っている箇所は
凝灰岩に溶岩が流れてぶつかり、
溶岩の熱によって、凝灰岩の鉄分が酸化して赤くなったもの。
海岸に散見される大きな塊は、凝灰角礫岩。おそらく数百万年前のもの。
露出した白色凝灰岩の地層は、
打ち付ける波や風によって浸食されて少しずつ島の形を変えている。
島は生きている。
本来ならば長い時間をかけて覆われて隠されてしまうその証が、
粟国島では、表面に露出している。

島の人々は、火山の島の特性を暮らしに活かしていた。
かつては地下水を汲みあげることができなかったために、
生活用水はすべて天水を貯めていたという。
そのために用いたのが、海岸に落ちている凝灰岩。
石細工がその岩を掘って甕として、総勢70名で担いで、
それぞれの家庭へと運んでいく。
今でもフクギの植えられた古い家屋には、
トゥージと呼ばれるその甕が置かれている。
あるいは凝灰岩の硬い地盤を利用して
ヤヒジャ海岸の先、マハナ岬の下には掘り込み式の墓がある。
30年もかかって掘られたその墓は中へ入ると40畳もの広さがあるという。
代々続く、風葬の墓。
一般的に墓には、門人(もんちゅう)と呼ばれる親戚縁者が入るが、
粟国島では、その墓を掘るのを手伝った人も一緒に入っているという。

島の地層の多様さに最も影響を受けるのは、
人間よりもその地に育つ植物だろう。
沖縄県では粟国島にしか生えていない植物も幾つかある。
アキグミやニオウヤブマオという植物は、
自生地の南限が粟国島であり、絶滅危惧種にも指定されている。
八重山諸島ほどの密林はなくとも、
生活のすぐ近くにも、食べられる植物が群生している。
粟国島出身の観光協会副会長であり、
沖縄本島で農業高校の教師をしていた太田晃さんに
“草取り”の楽しみを教わった。
向かった先は島の東に位置するウーグの浜(長浜ビーチ)。
「動物が食べているものは、人間も食える」と
太田さんは笑いながら、次々に草を摘んでいく。
「これはハマウド。新芽は天ぷらね。アザミも根は食べられる。
長命草は若い葉っぱを山羊汁に入れる。磯松は煎じ薬になるから
中国人には人気だね。成長するのにとても時間がかるんだよ」
少し歩いただけで、10を超える植物を摘んでは教えてくれる。
「なんでも普通にあるんだよ」
という言葉の通り、ビーチまでの雑木道には
至る所に食べられる草が生えている。
林の中の遊歩道には、パパイヤまで自生していた。
「誰が取ってもいいんだよ」
道端でも粟国島の豊かさを知ることはできる。

食べられる野草たち

ハマダイコン

ヨモギ(フーチバー)

アザミ

粟国の知名度を一気に全国区にしたのが、
「沖縄海塩研究所」でゆっくり時間をかけて作られる「粟国の塩」だろう。
火山の成分が海に浸透してミネラルが豊富になったわけではないだろうが、
「できるだけ公害の少ないところ」を探して粟国島にたどり着き、
民家や畑の少ない島の北側で塩づくりを始めたという創業者の小渡幸信さん。
島と海は、当たり前ながら繋がっている。
小渡さんは「自然食」の重要性を説いたマクロビオティックの考えを背景に
1970年代から自然塩復活運動を続けてきた人物。
単に海水から塩を作るのではなく、
海水のミネラル分をそのまま保った塩を作り上げるために
20年以上も研究を続けたという。
自然塩は、健康の基礎と成り得るものだった。
穴あきブロックでくみ上げたタワーの中で
ポンプで海水をくみ上げて、天井からつるした竹に沿わせて循環させ、
風によって水分を飛ばして少しずつ塩分濃度を上げていく。
できあがった「かん水」を平釜で30時間かけて煮詰め、
さらに炊き上がった塩を6日から18日かけて自然乾燥させる。
ゆっくりと時間をかけることで、塩は海そのままの味がする。
20年以上も「粟国の塩」が作られているということは、
現在も粟国島が自然の恵みとともにあるということの証明かもしれない。
火山の島には、自然の恵みを活かす知恵が根付いている。

DATA

  • 島の面積:7.64km²
  • 島の周囲:12km
  • 島民数:758人(454世帯) *
  • 島のアクセス:泊港~粟国港へ高速船でフェリーで
    約2時間10分/1日1便
     詳しくはこちら >>
  • 島の飲食店:4店*
  • 島の宿泊:7施設*
  • 島の商店:6店*
  • 島のレンタサイクル:1施設*
  • 島のレンタカー:1箇所*
  • 島の観光案内:1施設*
    *平成26年11月30日現在

その他、お問い合わせ先
一般社団法人 粟国島観光協会 電話:098-896-5151

粟国島では2016年02月現在、ハブの生息は確認されておりません。

みなと食堂

営業時間:フェリー粟国停泊中 休み:不定休(フェリー運休時)
住所:沖縄県島尻郡粟国村字浜  電話:098-988-2509

パーラー豊幸

営業時間:17:00~23:00 休み:不定休
住所:沖縄県島尻郡粟国村字東  電話:090-5929-5788

なびぃ食堂

営業時間:11:30~14:00/18:00~23:00 休み:日曜日
住所:沖縄県島尻郡粟国村字東2004-1  電話:098-988-2992

新城商店

営業時間:8:00~22:00 定休日:年中無休
住所:沖縄県島尻郡粟国村字東51
電話:098-988-2043

粟国村特産品加工センター

営業時間:不定期 定休日:村行事日、旧盆、旧正月
住所:沖縄県島尻郡粟国村字東1088
電話:098-998-2059

浜売店

営業時間:7:30~22:00 定休日:年中無休
住所:沖縄県島尻郡粟国村浜145
電話:098-988-2360

民宿風月

住所:沖縄県島尻郡粟国村字浜414
電話:098-988-2510

民宿あぐに

住所:沖縄県島尻郡粟国村東991-1
電話:098-988-2200

プチホテルいさ

住所:沖縄県島尻郡粟国村浜452
電話:098-988-2588

粟国村観光協会
観光案内・レンタカー・レンタルサイクル

営業時間:9:00~17:30 定休日:年中無休
住所:沖縄県島尻郡粟国村字東1142
電話:098-896-5151

洞寺

住所:沖縄県島尻郡粟国村西
電話:粟国村役場 経済課 098-988-2016
入場無料 駐車場 5台

そのほかの魅力

もちきびかりんとう

島で生産されたもちきびとバター、砂糖、脱脂粉乳を混ぜて練り、まるでショートパスタのように丸めてから、揚げたヘルシーなかりんとう。とても優しいおやつで、ひとつ食べ始めたら止まらない。島のおばあたちが、手作りしている。揚げたても格別。420円。

粟国村特産品加工センター

営業時間:不定期 休み:村行事日、旧盆、旧正月
住所:沖縄県島尻郡粟国村東1088 電話:098-998-2059

洞寺

雲水という僧侶が住み着いたことから洞寺(てら)と呼ばれる鍾乳洞。沖縄では琉球石灰岩の地質が多いため、鍾乳洞もそれほど珍しいものではないが、なかなかのスケール。信仰の場として、古くから崇められてきた場所でもある。土地の多様性のひとつの表出の形。

洞寺

住所:沖縄県島尻郡粟国村西 電話:粟国村役場 経済課 098-988-2016
入場無料 駐車場 5台

島豆腐

豆腐は、豆乳ににがりを入れて混ぜ、火にかけることで固まる。島豆腐では、塩を生産する過程に取れるにがりではなく、海水そのものを使うことも多い。つまりは粟国島の味がするということ。家庭で食べられているような島豆腐が、Aコープなどでも購入できる。また、体験工房「島あしび館」では、ゆし豆腐作りも体験できる。

島あしび館(粟国村観光協会)

営業時間:8:30~18:00(夏季は19:00まで)
住所: 沖縄県島尻郡粟国村東1142 電話:098-896-5151

民宿風月

フェリー乗り場から徒歩4分の民宿。島で獲れた魚のほか、自家栽培の野菜なども食卓に上る。海の見える部屋もある。WiFi利用可。

民宿風月

営業時間:8:30~18:00(夏季は19:00まで)
住所: 沖縄県島尻郡粟国村字浜414 電話:098-988-2510
http://www.fuugetu1627.sakura.ne.jp/

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